スマートハイロドロニクスシリーズ「サーボ駆動油圧アクチュエーター」
(1)サーボ駆動油圧アクチュエーターとは
・ サーボモーターで精密定量ポンプを駆動制御させる事で、油圧の高推力とサーボ制御による高精度を実現する、次世代の油圧シリンダーです。
・ 駆動ユニット一体型で別途油圧ユニット別途不要。
・ ロードセルを装着する事なく推力制御する事も可能です。
・ 繰り返し位置決め精度±0.01mm(ご使用条件により異なる事があります)
☑ サーボ駆動油圧アクチュエーターはこんな方に最適です
・ 油圧ユニットを増設せず油圧シリンダを使いたい方
・ 油圧シリンダを使い高精度な位置決めをしたい方
・ 油圧シリンダの消費電力削減をお考えの方(SDGs)
・ 油圧シリンダをデジタル制御したい方
☑ サーボ駆動油圧アクチュエーターの特長
- 【かんたん】 油圧ユニット無しで駆動
- 制御弁や油圧源も一体型で取扱いが容易。ロードセル不要の推力検出
- 【高精度】 サーボモータ使用で高精度な位置・荷重制御が可能
- 例 位置制御時の繰り返し位置決め精度 ±10μm以下※、荷重制御時の検出推力精度±1%以下(フルスケール)
- ※ 繰り返し位置決め位置精度は、ご使用条件により異なります
- 【消費電力の削減】高い環境性能によりSDGsに貢献
- 例 年間電気代:90%(36万円)ダウン、年間CO2排出量:90%(10t)ダウン
- 【低コスト】高価な電動サーボプレスからコストダウンが可能(連続定格10t目安)
- 例 15t仕様 電動サーボプレスのモーター容量11ksに対し2kwから対応可能(ご使用条件により異なります)
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【高出力】 300KN以上の対応も可能ですのでお問い合わせ下さい。(ご使用条件により異なります。)
- 最大推力300KN以上(押し)カタログ標準
☑ 電動サーボプレスとサーボ駆動油圧アクチュエーターの比較
・ よくご質問いただく、サーボシリンダと電動アクチュエータのメリデメをまとめました。
・ 10トンあたりから、サーボシリンダが優位だと考えられます。お客様の使用条件次第ではありますが、一度ご相談くださいませ!
■メリット
・ 省スペース(推力が大きい場合)
・ 低コスト(推力が大きい場合)
・ 長寿命
・ 耐環境性能(耐クーラント性能など)
■デメリット
・ 高速駆動が苦手